和風ファンタジーの豆知識

鳥に関する季語

季語の中には鳥にまつわるものも、いくつかあります。

今回はそんな鳥に関する季語をいくつかご紹介していきます。

鳥の名前を「あいうえお順」で並べ、その下に季節順の箇条書きで季語を並べています。

(このページは制作中です。項目は少しずつ追加していきます。)

海猫【うみねこ/ごめ】
 
  • 海猫渡る【うみねこわたる/ごめわたる】(春の季語。)
  • 海猫帰る【うみねこかえる/ごめかえる】(秋の季語。)
郭公【かっこう】
 カッコウ科の鳥。托卵性の鳥で、他の鳥の巣に卵を産みつける。
  • 郭公【かっこう】(夏の季語。)
鴉/烏【からす】
 
  • 春鴉【はるがらす】(春の季語。)
  • 凍鴉【いてがらす】(冬の季語。)
  • 寒鴉【かんあ】(冬の季語。)
  • 寒鴉【かんがらす】(冬の季語。)
  • 冬鴉【ふゆがらす】(冬の季語。)
雁【がん】
 ガンカモ科の中でも大形の水鳥の総称。
  • 雁帰る【かりかえる】(春の季語。北へ帰る雁のこと。)
  • 帰雁【きがん】(春の季語。北へ帰る雁のこと。)
  • 鴻雁北【こうがんかえる】(春の季語。七十二候のひとつ。4月10日〜14日頃。)
  • 名残の雁【なごりのかり】(春の季語。)
  • 残る雁【のこるかり】(春の季語。北へ帰らず残っている雁。)
  • 春の雁【はるのかり】(春の季語。)
  • 行く雁【ゆくかり】(春の季語。北へ帰る雁のこと。)
  • 雁が音【かりがね】(秋の季語。)
  • 雁の棹【かりのさお】(秋の季語。雁が10羽ほどで列になり、棹のように並んで飛ぶこと。)
  • 雁渡る【かりわたる】(秋の季語。雁は10月初め頃に飛来する。)
  • 雁【がん】(秋の季語。)
  • 雁行【がんこう】(秋の季語。雁がV字形になりながら、列をなして飛んで行く姿。)
  • 鴻雁【こうがん】(秋の季語。大きな雁を指す。)
  • 鴻雁来【こうがんきたる】(秋の季語。七十二候のひとつ。10月8日〜12日頃。)
  • 初雁【はつかり】(秋の季語。)
  • 落雁【らくがん】(秋の季語。)
雉/雉子【きじ】
  日本固有の鳥。
  • 雉【きぎす/きぎし/きじ】(春の季語。普段はケンケンと鳴くのを、春には恋の季節でホロロと鳴くことから春の季語。)
小鳥【ことり】
 俳句においては、春はさえずりを、秋は色を愛でる。
  • 百千鳥【ももちどり】(春の季語。いろいろな小鳥が群がりさえずること。)
  • 色鳥【いろどり】(秋の季語。いろいろな色の小鳥のこと。具体的にはアトリ、イスカ、カシラダカ、シメ、マシコ、センニュウなど。)
  • 小鳥【ことり】(秋の季語。)
  • 小鳥来て【ことりきて】(秋の季語。)
  • 小鳥来る【こちりくる】(秋の季語。)
  • 小鳥渡る【ことりわたる】(秋の季語。)
雀【すずめ】
 
  • 親雀【おやすずめ】(春の季語。)
  • 子雀【こすずめ】(春の季語。)
  • 雀の子【すずめのこ】(春の季語。)
  • 雀の雛【すずめのひな】(春の季語。)
  • 稲雀【いなすずめ】(秋の季語。実った稲をついばむ雀の群れのこと。)
  • 入内雀【にゅうないすずめ】(秋の季語。)
  • 山すずめ【やますずめ】(秋の季語。)
  • 寒雀【かんすずめ】(冬の季語。)
  • 凍雀【こごえすずめ】(冬の季語。)
  • ふくら雀【ふくらすずめ】(冬の季語。寒中で毛をふくらませているスズメのこと。)
  • 冬雀【ふゆすずめ】(冬の季語。)
燕【つばめ】
 
  • 玄鳥【げんちょう】(春の季語。燕の異称。)
  • 巣燕【すつばめ】(春の季語。)
  • 玄鳥【つばくらめ】(春の季語。)
  • 燕【つばめ】(春の季語)
  • 燕の巣【つばめのす】(春の季語。)
  • 玄鳥至【つばめきたる】(七十二候のひとつ。4月5日〜9日頃。)
  • 初燕【はつつばめ】(春の季語。その年に初めて見るツバメのこと。)
  • 燕の子【つばめのこ】(夏の季語。)
  • 秋燕【あきつばめ】(秋の季語。)
  • 去ぬ燕【いぬつばめ】(秋の季語。南へ帰っていくツバメのこと。)
  • 帰燕【きえん】(秋の季語。南へ帰っていくツバメのこと。)
  • 秋燕【しゅうえん】(秋の季語。)
  • 燕帰る【つばめかえる/つばめかへる】(秋の季語。南へ帰っていくツバメのこと。)
  • 残る燕【のこるうばめ】(秋の季語。帰らずに残っているツバメのこと。)
鶴【つる】
  
  • 帰る鶴【かえるつる】(春の季語。あたたかくなって北へ帰る鶴のこと。)
  • 鶴帰る【つるかえる】(春の季語。あたたかくなって北へ帰る鶴のこと。)
  • 鶴引く【つるひく】(春の季語。あたたかくなって北へ帰る鶴のこと。)
  • 引鶴【ひきづる】(春の季語。あたたかくなって北へ帰る鶴のこと。)
  • 田鶴渡る【たづわたる】(秋の季語。)
  • 鶴来る【つるきたる】(秋の季語。)
  • 鶴来る【つるくる】(秋の季語。)
  • 鶴渡る【つるわたる】(秋の季語。)
  • 初鶴【はつづる】(秋の季語。)
  • 凍鶴【いてづる】(冬の季語。寒さの中で凍てついたように動かない鶴のこと。)
  • 鶴【つる】(冬の季語。)
  • 鶴凍る【つるこおる】(冬の季語。寒さの中で凍てついたように動かない鶴のこと。)
雲雀【ひばり】
  
  • 揚雲雀【あげひばり】(春の季語。空に舞い上がる雲雀のこと。)
  • 初雲雀【はつひばり】(春の季語。)
  • 雲雀【ひばり】(春の季語。)
  • 雲雀籠【ひばりかご】(春の季語。)
  • 雲雀笛【ひばりぶえ】(春の季語。)
鵯【ひよどり】
  
  • 鵯【ひよ/ひよどり】(秋の季語。)
時鳥/子規/不如帰/杜鵑【ほととぎす】
鳴き声で夏の訪れを告げる鳥。
  • 時鳥【ほととぎす】(夏の季語。)
  • 山ほととぎす
水鳥【みずとり】
季語としては、カモ、ガン、ハクチョウ、オシドリ、カイツブリ、ユリカモメ、ミコアイサなど、水上で暮らす冬の鳥を指す。
  • 水鳥【みずとり】(冬の季語。)
神子秋沙/巫女秋沙【みこあいさ】
水鳥の一種。目の周りが黒く、体が白いため「パンダガモ」と呼ぶ人もいる。
  • 神子秋沙/巫女秋沙【みこあいさ】(冬の季語。)
<関連項目>

※このページは津籠 睦月によるオリジナル和風ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」の本文ページ内に隠された、本編と関係がありそうで無さそうな細かな和風ファンタジーの雑学・豆知識や大和言葉の意味などをご紹介する「おまけコーナー」です。

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ここでご紹介している雑学・豆知識は参考文献などを参考にして書いてはいますが、管理人はその道の専門家ではありませんので知識が不充分な場合もございます。
その辺りをご理解の上、ご覧ください。

 
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