テセウス


ギリシャ神話の英雄。

アテナイの王エゲウスの子として生まれたが、人身牛頭の怪物ミノタウロスを倒すため、生贄の少年少女に混じりクレタ島へ向かう。
そこでクレタ島のミノス王の娘・アリアドネに好意を寄せられ、ミノタウロスの迷宮に入る際に一つの糸玉を渡される。
テセウスはこの糸玉を使って迷宮の道筋を把握し、ミノタウロスを倒した後は糸をたどって迷宮から脱出した。

この時使われた糸は「アリアドネの糸」と呼ばれ、後に「難問を解く手がかり」を指す言葉として使われるようになる。

テセウスはこの他、伝説的強盗プロクラステスを退治するなど数々の冒険を成し遂げ、後にアテナイの王となってアッティカ地方を統一した。






















このミニ辞典は、津籠睦月による
オリジナルファンタジー小説
夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)
の物語中に出てくるファンタジー用語を解説するためのものです。複数の意味や説を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語の中で使われている意味や説のみに絞って取り上げている場合があります。ご注意ください。
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