プロクラステス


「引きのばすもの」という意味の名を持つ古代ギリシャ・アッティカ地方の伝説的な強盗。

旅人を己の棲家(すみか)におびき寄せては特殊なベッドに横たえ、旅人の背丈が足りなければこれを引き伸ばし、逆に背丈が余っている時にはベッドからはみ出した部分を断ち切るという残忍な殺し方をしていたが、後に英雄テセウスにより倒される。

この故事により「プロクラステスのベッド」は後に「型にはめる」という意味の言葉として使われるようになる。






















このミニ辞典は、津籠睦月による
オリジナルファンタジー小説
夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)
の物語中に出てくるファンタジー用語を解説するためのものです。複数の意味や説を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語の中で使われている意味や説のみに絞って取り上げている場合があります。ご注意ください。
※小画面(フレーム)表示用のページのため、PCなどの大きな画面で見るとレイアウトが崩れます。

inserted by FC2 system