エゲウス


ギリシャ神話に登場するアテナイの王で「エーゲ海」の名の由来となっている人物。
英雄テセウスの父親。

息子であるテセウスが半人半牛の怪物ミノタウロスを退治するためクレタ島へ向かう際、「首尾良くミノタウロスを討ち取って帰った際には船に白旗を掲げる」と約束したが、実際にミノタウロスを倒して帰ったテセウスが船に旗を掲げるのを忘れてしまったため、海岸からこれを見ていたエゲウスは悲しみのあまり海に身を投げてしまった。

それ以降この海の名を、エゲウス王の名をとって「エーゲ海」と呼ぶようになったと言われている。






















このミニ辞典は、津籠睦月による
オリジナルファンタジー小説
夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)
の物語中に出てくるファンタジー用語を解説するためのものです。複数の意味や説を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語の中で使われている意味や説のみに絞って取り上げている場合があります。ご注意ください。
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