コトバのラクガキ

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自分の悲しみは見ないフリをして

相手を思いやって、
悲しんでなんかないと思い込んで、
そうして、傷ついたことにさえ気づかずに、
いのちを薄くしていく。

これが、大人になったということなのかな?

降り積もった雪のような痛みの結晶を、
どうすることもできないのに。

雪に埋もれて、周りが見えなくなって、
世界に執着が薄くなって、
生の実感すら、薄らいでいくんだ。

 

  

 
  
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