(若い)ツバメ
【(わかい)つばめ】

クローバー(罫線)

年上の女性と恋愛関係(特に、愛人関係)にある年下の男性のこと。

由来は、平塚雷鳥と恋愛関係にあった5歳年下の画家・奥村博史が、二人の関係が世間で騒がれ一度は身を引いた際に、自らを「水鳥が遊んでいる所へ飛び込んで池の静けさを乱した一羽の若いツバメ」にたとえた手紙を送ったことから、後に年下の男性愛人を「(若い)ツバメ」と呼ぶようになったとされている。

平塚雷鳥と奥村博史は婚姻届を出さずに同居するという今で言う「事実婚」を選び、子をなし、生涯の伴侶として50年共に暮らした。

奥村にはほとんど収入がなかったため、雷鳥が子育てをしながら原稿を書き、時には質屋に通い、家計を支えた。

 

このページは津籠 睦月によるファンタジー小説魔法の操獣巫女エデン「魔法の操獣巫女エデン」の物語内に登場する用語の意味を解説したり、その由来などを紹介するミニ辞典です。
  
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