平塚 雷鳥
【ひらつか らいてう/ひらつか らいちょう】

クローバー(罫線)

古い因習からの女性の解放や女性の参政権を求める運動、女性の立場から訴える平和運動などに尽力した社会運動家にして作家。

本名は平塚 (はる)

生没年:1886年〜1971年。

ペンネームである「雷鳥(らいてう)」は日本アルプス地方の高山帯に棲む鳥「雷鳥(らいちょう)」からとったもの。

自らを、「新しい女(=封建的で古い因習から自己を解放し、自由で自立的に生きていこうとする女性)」と名乗った。

女性のみの文学団体・青鞜社(せいとうしゃ)を設立、雑誌「青鞜」を創刊し、「元始、女性は実に太陽であった」という有名な宣言を載せた。

青鞜(せいとう)」とは「ブルー・ストッキング(bluestocking)」の和訳であり、18世紀以降イギリスで文学趣味・学識を持つ女性たちを揶揄(やゆ)して使われた呼び名である。

 

このページは津籠 睦月によるファンタジー小説魔法の操獣巫女エデン「魔法の操獣巫女エデン」の物語内に登場する用語の意味を解説したり、その由来などを紹介するミニ辞典です。
  
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