蛇足な解説ページ    
     
欠点があることは便利 
実はこのあたり、元ネタは作者が学生時代に書いた作文だったりします。
(小論文対策なのか何なのか、やたらと作文を書かせる学校だったのです…)
 
もちろん、さすがにラウラの発言のまんま『欠点があるって便利なこと』みたいな言い回しはしていませんでした。
元々は『弱点があるということは強みでもある。そこを勉強すれば成績が伸びるのだから』というような文章で、受験勉強に関する作文だったのです。
(要は『伸びしろがあるんだから諦めずに頑張りましょう』みたいなことで、受験勉強に対するモチベーションをUPさせるために、あえて前向きなことを考えていたのです。我ながら楽天的過ぎますが
 
こんな感じで作者は『本来であれば全く関係なさそうな所からアイディアをリサイクルしてくる』みたいなことをよくやります。
だから小説がどんどんカオス化していくのでしょうけど…。
夢追いの祭・フィナーレ 
この章の最後に4人の夢見の娘が紡いだ“夢”は、本編中でフィグが解説している通り、第6章の夢見の娘選考会で4人の候補者が紡いだ4つ夢術を合成したものです。
 
と言うことで、実は選考会での夢術演技はこのフィナーレから逆算し、組み合わせて一つの夢術となることを前提として考えたものだったのです。
(組み合わせた時にある程度の一体感が得られること、単体でも見映えがすること、各キャラクターの個性に合っていること等、条件が厳しくて微妙に苦労しました
 
まぁ、組み合わせ方が少し雑な気はするのですが、そこはある程度カオスな方がラウラらしいということで…。
ここでやっと折り返し地点
 次章予告(次章)に関するネタバレが少し有ります。
 
この第9章は作者の中では物語の折り返し地点だったりします。(別作品『花咲く…』で言うところの第5章にあたります。)
 
次章予告を読んだ読者様の中には「残り数章で旅に出るとか正気か!?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ストーリーの下書き(プロットなどとは呼べない細かさなので作者はこう呼んでいます。)はちゃんとラストまでできあがっていて、なおかつきちんと完結していますのでご安心を。
(まぁ、細かな夢術のネタ出しなどに時間がかかったりはしてしまうと思うのですが…。実は第9章は下書き段階より夢術を4つばかり増やしているので時間がかかったりしています。)
  
ラストについても『彼らの冒険はまだまだ続く…』みたいなラストでは(たぶん)ありませんし(冒険は続いても決着らしい決着はつけます)伏線もちゃんと回収しますので、そこも安心してください。
ちなみにここで言う伏線はもしかしたら読者様の思っている伏線とは違う伏線かも知れません。(『あの人』の正体については別に伏線とか回収とかそういうレベルのものではいないので。そもそも伏せてもいないようなバレバレ状態だと思いますし
  
ただ、次の第10章は第9章と同じくちょっと長くなると思います…(一応ちょっとした冒険になるので)。
 
※気づいていない読者様のために説明すると、次章予告(次回予告)は物語の最新ページで『すすむ』をクリックすると用語解説フレームの中に現れる案内文のことです。リアルタイム情報のため、次のページが更新されれば消えます。 
    
 
 ※このページは津籠(つごもり) 睦月(むつき)によるオリジナル・ファンタジー小説ファンタジー小説「ユメノフルシマ」第1話夢見の島の眠れる女神
  ストーリーや用語に関する豆知識やこぼれ話・制作秘話などを蛇足に解説したものです。
  解説の内容につきましては資料等を参考にしてはいますが、諸説あるものもございますし、
  管理人の理解・知識が不充分である可能性もありますのでご注意ください。
inserted by FC2 system