蛇足な解説ページ    
     
ブルーレースアゲート

ブルーレースアゲートは瑪瑙(めのう)の一種で、淡い水色にレースのような縞模様のある、まるで青空に白い雲がうっすら浮かんでいるかのような綺麗な模様の石です。

和名を『空色縞瑪瑙(ソライロシマメノウ)』と言います。

ブルーレースアゲート自体が少々マイナーな石であるため、この和名を突き止めるのには結構苦労しました。

ブルーレースアゲート自体は載っていても和名は載っていない本も多く、和名の分からなかった当初は「きっと新しい石だから和名とかが無いんだ(←実際には古くから日本にあった石だと後に分かるのですが。)」と判断し、独自に『青縞瑪瑙』という漢字を当てたりしたこともありました。

(まぁ、色名のビミョウな違いのみで、発想の仕方としては間違っていなかったわけですが…。)

この『空色縞瑪瑙』、日本の古代遺跡などからも勾玉の形で発見されています。

古代日本を舞台とした既存の和風ファンタジー小説に荻原規子さんの『空色勾玉』という本があるのですが、その空色の勾玉(のモデル)が実際にあったのではないかと想像させられる、素敵な事実です。

小女神(レグナース)は恋愛禁止

レグナースには純潔が求められ、基本的に男女交際は禁止されています。

とは言え、厳密に言えば禁止されているのは『交際』であり、恋愛感情自体が禁止されているわけではないのですが、その部分をおおっぴらに自由ということにしてしまうと、結局想いが暴走して不純異性交遊に走らないとも限らないということで、小女神宮には昔から『レグナースは恋愛御法度』という空気が漂ってます。

    
 
 ※このページは津籠(つごもり) 睦月(むつき)によるオリジナル・ファンタジー小説ファンタジー小説「ユメノフルシマ」第1話夢見の島の眠れる女神
  ストーリーや用語に関する豆知識やこぼれ話・制作秘話などを蛇足に解説したものです。
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