- 序――忘れられた『創世神話』
- ここで語られる『創世神話』は現存する特定の宗教・神話をイメージしたものではなく、あえて言うならば、おとぎ話や昔話に登場する神様と人間の物語といった感じで書いています。
記録にも残らないほど遠い遠い昔に、あったかも知れないできごと、という感覚で読んでいただければと思います。
- タイトルはありきたりなようで実は…
- シリーズタイトル『夢の降る島』は「現実世界ではありえない現象を分かりやすく題名に取り込もう!」ということでこういう名前になりました。
「まさかこのタイトルが、そのまま文字通りの意味とは誰も思うまいニヤニヤ」という作者の遊び心(?)をガツンとこめたつもりなので「何だそりゃ」と思っていただけたなら幸いです。
……ということで、小説本編の中では文字通り、空から夢が降ってきたりします。それがどんな形で描かれているのかは読んでから(第一章だけでなく、ラストの一歩手前まで読みきってからの)のお楽しみということで……。
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