TOP(INDEXページ) 小説・夢の降る島|もくじ 第1話: 小説|夢見の島の眠れる女神 :第12章(後)あとがき
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  あとがき

 
 まずは、この物語を最後まで読み切っていただき、どうもありがとうございます。
 
 この「夢見の島の眠れる女神」は要するに、「悲しい夢や(つら)い夢を消し去り、優しく幸せな夢を見せてくれる女神」の話なわけですが、この物語が“こう”なったのには、実は作者自身の経験が関係していたりします。
 
 人生、生きていればいろいろとあるわけで、作者にも実際いろいろと(つら)い時期がありました。
 
 しかし津籠(つごもり)は根がポジティブなのか何なのか、「もう立ち直れない」「これが人生最悪の日だ」と思うような日の夜に限って、なぜかその(つら)さを(やわ)らげてくれ、前向きな考えへと導いてくれ、再び頑張(がんば)ろうという気力を(よみがえ)らせてくれるような“優しい”夢を見たりしたのです。
 
 そんな夢を見て目覚(めざ)めた後の朝、ふと思ったことがありました。
 
 『この“夢”がただの夢じゃなくて…もしも夢の世界に、女神みたいな何者かがいて、これ以上一歩も動けないような絶望に打ちひしがれている人間に“優しい夢”を(おく)ってくれるのだとしたら、すごくイイのに…』と。
 
 …そんな発想を元として生まれたのがこの「夢見の島の眠れる女神」です。
 
 “元々この世界に存在しない概念”を説明しなければいけない上、これがネット・デビュー作にも関わらず、実験的なシステムやら変わった構成やらをいろいろ組み込んでしまった物語なので、読者様にちゃんと理解していただけるのか、そもそも最後まで読んでいただけるのか、正直不安で仕方(しかた)がありませんでした。
 
 ただ、もし100人中99人の人に理解してもらえず馬鹿(ばか)にされたとしても、残り1人の心に何かを残せたなら…願わくば、その人生にわずかでも優しい希望(ゆめ)()えられたなら、それだけでもきっとこの物語を(つむ)ぐ意味はある――そんな想いでこの物語を書き上げました。
 
 もちろん、まだまだ未熟(みじゅく)な初心者の作品ですので、“その域”にまで(およ)ばずとも純粋にエンターテイメントとして楽しんでいただけるだけでも充分なのですが。
(楽しめてすらいただけていなかったら、それは作者の実力不足ですので、すみません…。)
 
 それと、もしよろしければ読了後アンケートにて、ご意見などお寄せいただければ、ありがたいです。
選択肢(せんたくし)にポチッとクリックして1問ごとに送信するシステムですので、好きな質問だけでもお答えいただければありがたいです(いっそのこと超カンタンなストーリー・テンポに関する質問だけでも…)
 任意(にんい)のコメント(らん)もありますので、ご意見等も、どしどしお寄せください。
(アンケート作り自体も初心者のため「もっとこういうアンケートにした方が次回作への(かて)になるよ」というアイディアなどもあればコメント欄でお寄せいただければ(さいわ)いです。)
 
 長くなりましたが、ここまでおつき合いくださり、本当にありがとうございました。
 
 どうかあなたの見る夢が、優しくて幸せなものでありますように…。

 

  

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ……ちなみに「夢見の島の眠れる女神」のあとがきは全部で2種類あります。
 そして当然のことながら(?)「すすむ」の先も2種類あったりするのです…。

 
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このページは津籠 睦月によるオリジナル・オンライン小説「夢の降る島」第1話夢見の島の眠れる女神の「あとがき」ページです。
物語のジャンル(構成要素)はファンタジー・恋愛・冒険・アクションなどです。
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個人の趣味による創作物のため、全章無料でお読みいただけますが、
著作権は放棄していませんので、無断転載等はおやめください。
 

 
 
※この物語はフィクションです。
実在の人物・団体・事件・歴史的事実等とは関係ありません。
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