空織(そらおり)のドレス

<画像付・空織のドレス5/5>
 

夢見の娘が夢追いの祭で身にまとうドレス。

夢見島でその時一番美しい空の模様(もよう)生地(きじ)の上に浮かび上がらせるドレスで、空鏡塩原で採取される『空映しの水』に一日(ひた)した糸を使い、地平線まで続く広い草原の大きな空の下、数十人がかりで織り上げられる。

夢見の女神の身にまとう衣裳の最古の記録を元にして作られているが、オリジナルは数時間先の未来の空模様を映し出していたと言われてている。

現代の夢追いの祭で製作される空織(そらおり)のドレスはあくまでレプリカであるため、現時点の空模様を映す機能しか無い。

ただし数百年に一度現れる『真の夢見の娘』がまとった場合のみ、ある特別な空模様を映し出すと言われている。

デザインはその年の夢見の娘に合わせてアレンジされていくため、毎年(こと)なる。

なお、この衣裳の製作に携われるのは島最高の腕を持つデザイナーや職人とされているため、製作担当に選ばれることは夢見島のアパレル関係者にとって最高の栄誉なのである。

 
 空織のドレス(イメージ画)
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(雪の模様にうっすら虹のグラデーションをかけたのですが、縮小したりしているうちに消えました。本当は雪が上から下へ降ってくる模様にしたかったのですが、時間が足りないためちょっと手抜き…。


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画像素材
夢見るガーリー素材集 FOR PRINCESS」より
(画像加工済み)


このファンタジー用語解説辞典は津籠 睦月によるオリジナル・ファンタジー小説「夢の降る島」第1話夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)「夢見の島の眠れる女神」に登場するオリジナル設定用語を解説するためのものです。
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