水琴窟(すいきんくつ)

日本庭園の技術の一種で、音を楽しむ装置。
江戸時代に江戸の庭師が考案したと言われている。
 
つくばいや手水鉢(ちょうずばち)の所に、底に穴を開けた(かめ)を逆さにして埋め、そこに水を(したた)らせるようにしたもので、底に開いた穴から甕の中に水滴が(したた)り落ち、その音が甕の中に反響して神秘的な音がする。
 
江戸末期から昭和の初め頃まで全国各地で多く作られたが、その後は作る人が少なくなっていった。














<用語解説一覧へ>



この用語解説は、津籠睦月による
オリジナルファンタジー小説
夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)
の物語中に出てくるファンタジーな用語を解説するためのものです。
複数の意味や説を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語の中で使われている意味や説のみに絞って取り上げている場合があります。ご注意ください。

inserted by FC2 system