長靴をはいた猫
グリム童話の一つ『長靴をはいた牡猫』に登場する猫のこと。
人間の言葉をしゃべり、二本足で歩ける猫で、とても頭が良い。はいている長靴は主人に頼んで特別に仕立ててもらったもの。
三人兄弟の末っ子のところに親の遺産として引き取られ(目ぼしい財産は兄二人に取られ、三男には猫しか残らなかった)、知恵を駆使して王様に近づき、王女と主人との縁を取り持った。
主人が王女と結婚し王位を継いだ後は、その国の総理大臣の座に就いている。
このミニ辞典は、津籠睦月による
オリジナル・ファンタジー小説
の物語中に出てくる用語の意味や語源などを解説するためのものです。複数の意味や説を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語の中で使われている意味や説のみに絞って取り上げている場合があります。ご注意ください。
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