ユニコーン(unicorn)
/一角獣(いっかくじゅう)
<ユニコーン3/3>
ヨーロッパの伝説上の動物。
馬に似た姿で、額の中央にねじれた一つの角を持つ。
語源は一説にラテン語の「ウヌス(ひとつ)」と「コルヌス(角)」の合成語と言われている。
中国の幻獣「麒麟」と同一視されることもある。
その角で作った杯は毒を消す力を持つという。
また、角の粉末は万病の治療薬と考えられており、そのため「ユニコーンの角」や「ユニコーン」はヨーロッパで薬屋のシンボルや看板として使われるようになった。
17世紀にはロンドンの薬局協会のシンボルにユニコーンの角が採用された。
このミニ辞典は、津籠睦月による
オリジナル・ファンタジー小説
の物語中に出てくる幻獣や伝説、ファンタジー用語などを解説するためのものです。複数の意味や説を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語の中で使われている意味や説のみに絞って取り上げている場合があります。ご注意ください。
※小画面(フレーム)表示用のページのため、PCなどの大きな画面で見るとレイアウトが崩れます。