パイライト(pyrite)
パイライトとは硫黄と鉄との化合物で、その光沢のある黄金色の姿が金と間違われることもあるため「愚者の金」と呼ばれる。
ラピスラズリの中に見られる金色の小さな斑点もパイライト。
和名・黄鉄鉱。
「パイライト」の名の由来はギリシャ語で炎を意味する「pyr」から来ており、パイライトをハンマーで叩くと火花が散ることから名付けられた。
古くから宝石として利用され、古代ギリシャやローマ、インカ帝国の遺跡からも見つかっている。
圧縮されて円板状に成長した結晶は「パイライト・サン」と呼ばれる。
このミニ辞典は、津籠睦月による
オリジナル・ファンタジー小説
の物語中に出てくるパワーストーンや天然石に関連する用語を解説するためのものです。複数の意味や説を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語の中で使われている意味や説のみに絞って取り上げている場合があります。ご注意ください。
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