ファンタジー用語一覧  
   既存のファンタジー用語について見たい方はこちらをクリックしてください

あ行か行さ行/た行/な行は行ま行や行ら行
 
朱鷺色の未年【ときいろのひつじどし】
十二支と色の名前を組み合わせた夢見島独自の暦で、この物語の時点より十四年前を指す。
色の名前は12年ごとに赤系統→橙色系統→黄色系統→緑系統→青系統→紫系統の順で変わっていき、細かな色の名前はその時の審査官たちが会議によって決める。
時告鳥【ときつげどり】
島の時刻の基準となっている鳥。
銀色の光沢のある羽毛が特徴。
島の上空を円を描くように飛び回り、鐘の音に似た鳴き声を上げる。ちなみに島にもちゃんとした時計が無いわけではないが、島民は基本的に日の高さや体内時計に従って行動するスローライフで、あまり時計を見ないし、気にしない。
鳥の巣雲【とりのすぐも】
いわゆる積乱雲の夢見島(特に夏風岬地方)での呼び名。
入道雲がソフトクリーム状に高く長く発達したもの。場合によっては雲の天井(雲がそれ以上高く伸びることができない限界点)にぶつかり、上部が横に流れているものもある。
これが現れると大気が不安定になり、激しい風雨や雷が起こるので注意が必要。
夢見島でこれを『鳥の巣雲』と呼ぶのは、これが発達した時、夢見島(特に夏風岬地方)特有のある現象が起こるためである。
   
※このオリジナル・ファンタジー用語解説一覧は津籠睦月によるファンタジー小説ファンタジー小説「ユメノフルシマ」
第1話「夢見の島の眠れる女神」に登場するオリジナル用語を解説するためのものです。
inserted by FC2 system