ファンタジー用語一覧  
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あ行か行さ行た行な行は行ま行や行/ら行>
 
ラピュータ【Laputa】 
ガリヴァー旅行記に登場する空飛ぶ島。
空を飛ぶ原理は巨大な天然磁石。
ラピュータはこの磁石に反応する鉱物が存在している領土内かつ、上空4マイル未満の高度においてのみ自由自在に動ける。
底部は凹凸(おうとつ)の無いなめらかな硬石(アダマント)の一枚岩でできており、その硬石の層にラピュータの中枢である『天文学者の洞穴(フランドーナ・ガニョーレ)』がある。
ラプンツェル【Rapunzel】
グリム童話集」に収められた童話のひとつ。
初版の内容は以下の通り。
ある妖精が庭で育てていたラプンツェル(野菜)を、隣の家の子どもを身籠った奥さんが欲しがり、亭主がこっそり盗んでは奥さんに食べさせていたが、やがて妖精に見つかり、妖精は代わりに奥さんの産んだ女の子を「ラプンツェル」と名付けて連れ去ってしまう。
妖精はラプンツェルが12歳になると、窓が一つあるだけの高い塔に閉じ込め、塔に出入りする際にはラプンツェルに呼びかけ、その長い髪を垂らしてもらい、それをつたって出入りしていた。
ある日、妖精が塔に入る様子を見ていた王子がその真似をしてラプンツェルに髪を垂らしてもらい、塔に登ってラプンツェルと出会う。
二人は毎日のように逢瀬を重ねていたが、妊娠したことにより妖精にばれてしまい、ラプンツェルは長い髪を切られて荒地に追放され、そこで男の子と女の子の双子を出産する。
そして妖精は切り取ったラプンツェルの髪を使って王子を騙して塔の上に登らせ、そこでラプンツェルが既にいないことを告げる。
王子は絶望のあまり塔から身を投げ、一命はとりとめるものの両目を失明してしまう。
王子は森の中を何年もさまよい歩き、やがてラプンツェルと子どもたちのいる荒地にたどり着く。
ラプンツェルが王子の首にすがりついて涙を流すと、その涙がふたしずく王子の目に入り、王子の目は光を取り戻す。
ルフ鳥【るふちょう】
別名ロック鳥。
千夜一夜物語に登場する怪鳥。
   
※この用語解説一覧は津籠睦月によるファンタジー小説ファンタジー小説「ユメノフルシマ」第1話
および、その解説ページに登場するファンタジーな用語を解説するためのものです。
複数の意味を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語中で使われているものだけに絞って解説している場合があります。ご注意ください。
また、用語のスペルについて管理人のPC事情によりその国独自の文字(ドイツ語や中国語の発音記号付き文字など)が表記できず、
普通のアルファベットで代用している部分があります。ご了承ください。
 
 
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