ファンタジー用語一覧  
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あ行か行さ行/た行/な行は行ま行や行ら行
 
ダイダロス【Daidalos】
ギリシャ神話に登場するアテナイの伝説的な名工。
アテナイを追われクレタ島に渡った後、クレタ王ミノスに半人半牛の怪物ミノタウロスから島民を守る策を求められ、これを閉じ込めるための迷宮を造った。
イカロスの父。
捕らわれの身となった際、自分自身と息子イカロスのために人工の翼を作って脱出した。  
太平広記【たいへいこうき/tai ping guang ji】
北宋の李ム(りぼう)などが編纂した書。漢から五代までの小説や奇聞を集め、分類したもの。
978年に成立。全500巻。
太陽の船【たいようのふね/solar bark】
太陽の船とはエジプト神話に登場する、太陽神ラーなどを乗せる船のこと
昼の船をマンジェト、夜の船をメスケトと呼ぶ。
ギザにあるクフ王のピラミッドのそばで発掘された「太陽の船(クフ王の船)」はこの神話に基づいて造られたという説がある。
月人壮士【つきひとおとこ】
月の男。
万葉集の歌の中に、月の舟を漕ぐ者、あるいは天の川を舟で渡る者として描かれている。
月人壮士=七夕の牽牛とする説もあり、月が空を渡り終えると牽牛と織女の逢瀬が始まるとされた。 
テセウス【Theseus】
ギリシャ神話の英雄。
アテナイの王エゲウスの子として生まれたが、人身牛頭の怪物ミノタウロスを倒すため、生贄の少年少女に混じりクレタ島へ向かう。
そこでクレタ島のミノス王の娘・アリアドネに好意を寄せられ、ミノタウロスの迷宮に入る際に一つの糸玉を渡される。
テセウスはこの糸玉を使って迷宮の道筋を把握し、ミノタウロスを倒した後は糸をたどって迷宮から脱出した。
この時使われた糸は「アリアドネの糸」と呼ばれ、後に「難問を解く手がかり」を指す言葉として使われるようになる。
テセウスはこの他、伝説的強盗プロクラステスを退治するなど数々の冒険を成し遂げ、後にアテナイの王となってアッティカ地方を統一した。
鳥山石燕【とりやませきえん】
江戸時代の狩野派の絵師。
百鬼夜行シリーズなど多くの妖怪画を描いた。
   
※この用語解説一覧は津籠睦月によるファンタジー小説ファンタジー小説「ユメノフルシマ」第1話
および、その解説ページに登場するファンタジーな用語を解説するためのものです。
複数の意味を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語中で使われているものだけに絞って解説している場合があります。ご注意ください。
また、用語のスペルについて管理人のPC事情によりその国独自の文字(ドイツ語や中国語の発音記号付き文字など)が表記できず、
普通のアルファベットで代用している部分があります。ご了承ください。
 
 
 
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