- サイクロプス(キュクロプス)【Cyclops】
- ギリシャ神話に登場する一つ目の巨人で、その名は「円い目」を意味する。
(kyklosは「円い」、opsは「目」を意味する。)
神の鍛冶師ヘファイストスの助手として働く。
複数形は「円目族」。
『オデュッセイア』では海中の島にこの円目族の一人ポリュフェモス(ポリュペモス)が住んでおり、やってきたオデュッセウスとその部下を洞穴に閉じ込め朝晩二人ずつ食べていき、計六人まで食べられたが、その後オデュッセウスたちは策略により巨人を泥酔させ、巨大な丸太の先を削り火で固めたもので一つ目を突き刺した上、ヒツジの下腹部に隠れて脱出したとされている。
- ジョナサン・スウィフト【Jonathan Swift】
- ガリヴァー旅行記を書いた作家。
1667年、アイルランド・ダブリンでイングランドからの移住者である両親の間に生まれた。
その後イングランドへ渡り、聖職者となる。
59歳の時にガリヴァー旅行記を発表した。
- スノッリ・ストルルソン【Snorri Sturluson】
- (スノリ・ストルルソン。スノッリ=スツルルソン。)
アイスランドの詩人。
北欧の神話、民話、古詩などを編纂して詩人志望者のための教本を作った。
生没年=1178〜1241。
- スノッリのエッダ
- 新エッダ。北欧神話を今に伝える資料のひとつ。
アイスランドの詩人スノッリ・ストルルソンが神話、民話、古詩などを編纂して作った詩人志望者のための教本。
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