キマイラ/キメラ
(Chimaira/Chimera)


ギリシャ神話に登場する怪物。

巨人族最強の怪物とされたテュポーンと半人半蛇の美女エキドナとの間に生まれた。

複数の生物の合成獣で、記録によりその容姿に関する記述は異なっている。

ある記録ではライオンの体に背中から山羊の頭、尻尾に蛇の頭を持つと記され、別のものでは背中からではなく胴体自体が山羊だったり、尻尾が蛇ではなく竜の頭だったり、肩から山羊の頭と蛇か竜の頭が生えているなどの記述がある。

口から火を吐き人々の住む土地を荒らしていたが、英雄ベレロフォンにより倒された。













このミニ辞典は、津籠睦月による
オリジナルファンタジー小説
夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)
の物語中に出てくる幻獣や伝説、ファンタジー用語などを解説するためのものです。複数の意味や説を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語の中で使われている意味や説のみに絞って取り上げている場合があります。ご注意ください。
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