- ダイダロス【Daidalos】
- ギリシャ神話に登場するアテナイの伝説的な名工。
アテナイを追われクレタ島に渡った後、クレタ王ミノスに半人半牛の怪物ミノタウロスから島民を守る策を求められ、これを閉じ込めるための迷宮を造った。
イカロスの父。
捕らわれの身となった際、自分自身と息子イカロスのために人工の翼を作って脱出した。
- 太平広記【たいへいこうき/tai ping guang ji】
- 北宋の李ムなどが編纂した書。漢から五代までの小説や奇聞を集め、分類したもの。
978年に成立。全500巻。
- 太陽の船【たいようのふね/solar bark】
- 太陽の船とはエジプト神話に登場する、太陽神ラーなどを乗せる船のこと。
ギザにあるクフ王のピラミッドのそばで発掘された「太陽の船(クフ王の船)」はこの神話に基づいて造られたという説がある。
- 断章【だんしょう】
- 文章の断片あるいは一部分のこと。
- 淡水真珠【たんすいしんじゅ】
- 川や湖水(淡水)に棲息する池蝶貝などの貝を使って育てた真珠。
海で採れる真珠より光沢が控えめで清楚な印象を持つ。
核を入れずに育てる無核真珠に適している。
(無核真珠は他の真珠と違い、核がなく芯まで真珠層でできているためとても丈夫。)
- 小さな世界【ちいさなせかい/It’s a small world】
- ディズニーランド(ディズニーパーク)のアトラクション「イッツ・ア・スモール・ワールド」のために、ディズニーの音楽作家・シャーマン兄弟により作曲されたテーマ曲。
元々のタイトルは「Children of the World」だったが、ウォルト・ディズニーにより「It’s a small world」に改名された。
現在は童謡として世界中で歌われている。
- 月人壮士【つきひとおとこ】
- 月の男。
万葉集の歌の中に、月の舟を漕ぐ者、あるいは天の川を舟で渡る者として描かれている。
月人壮士=七夕の牽牛とする説もあり、月が空を渡り終えると牽牛と織女の逢瀬が始まるとされた。
- ティアラ【tiara】
- 女性が正装時などに身につける頭飾り。
冠型で髪に挿して着用する。
宝石やイミテーション・ジュエリーをちりばめた豪華なもので、現代では花嫁の髪飾りや皇族の儀式用正装として用いられている。
- ディスクオルゴール
- オルゴールの一種で、1886年にドイツで考案された。
初期の頃からあるシリンダーオルゴールと違い、円盤型で平たいディスクを使用するため、レコードのように簡単にかけ替えることができ、複数の音楽を演奏できる。
ディスクの裏にある突起が歯車を回し、櫛歯を弾いて音を奏でる。
- テセウス【Theseus】
- ギリシャ神話の英雄。
アテナイの王エゲウスの子として生まれたが、人身牛頭の怪物ミノタウロスを倒すため、生贄の少年少女に混じりクレタ島へ向かう。
そこでクレタ島のミノス王の娘・アリアドネに好意を寄せられ、ミノタウロスの迷宮に入る際に一つの糸玉を渡される。
テセウスはこの糸玉を使って迷宮の道筋を把握し、ミノタウロスを倒した後は糸をたどって迷宮から脱出した。
この時使われた糸は「アリアドネの糸」と呼ばれ、後に「難問を解く手がかり」を指す言葉として使われるようになる。
テセウスはこの他、伝説的強盗プロクラステスを退治するなど数々の冒険を成し遂げ、後にアテナイの王となってアッティカ地方を統一した。
- 天使の梯子【てんしのはしご】
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雲の切れ間からスポットライトのように差し込む幾筋もの光のこと。
その神々しい光が、まるで天上と地上をつなぐ階段のように見えることから、ヨーロッパでは「天使の梯子」あるいは「ヤコブの梯子」などと呼ばれている。
- 鳥山石燕【とりやませきえん】
- 江戸時代の狩野派の絵師。
百鬼夜行シリーズなど多くの妖怪画を描いた。
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