和風ファンタジーの豆知識

妻・妃の異名・敬称

「妻」には、様々な異称・別称があり、また立場や状況によって様々な名で呼ばれたりします。

今回はそんな「妻」にまつわる言葉・名称をいくつかご紹介していきます。

(説明の下の ・ で箇条書きになっているものが異名・別名(あるいは古称など)です。)

このページは現在制作中です。用語は今後、増えていく可能性があります。

花嫁の呼び名
「花嫁(嫁)」の別の呼び名です。
  • お嫁さん【およめさん】
  • お嫁様【およめさま】
  • 新婦【しんぷ】
  • 花嫁御【はなよめご】
  • 花嫁御寮【はなよめごりょう】
  • 嫁御【よめご】
妻の呼び名
「妻」の異称・別称、シチュエーション別の呼び名です。
  • 愛妻【あいさい】(愛する妻、大事にしている妻のこと。)
  • 奥様【おくさま】(他人の妻を呼ぶ際の敬称。)
  • 奥さん【おくさん】(他人の妻を呼ぶ際の、ある程度くだけた敬称。)
  • かかあ(自分の妻(あるいは他人の妻)をくだけて呼ぶ名。)
  • かかあ大明神【かかあだいみょうじん】(夫の頭が上がらない強い妻のこと。)
  • 恐妻【きょうさい】(夫の頭が上がらない恐い妻のこと。)
  • 愚妻【ぐさい】(自分の妻をへりくだって言う呼び名。)
  • 正妻【せいさい】(法律にもとづいた妻。正式な妻。)
  • 新妻【にいづま】(結婚したばかりの妻の呼び名。)
  • 本妻【ほんさい】(正式な妻のこと。)
  • 令閨【れいけい】(他人の妻の尊敬語。)
  • 令室【れいしつ】(他人の妻の尊敬語。)
  • 嫁【よめ】(息子や娘の妻、あるいは他人の妻の呼び名。近頃は自分の妻をこう呼ぶことも多い。)
貴人の妻の呼び名
身分の高い人物の妻の別称(あるいは他人の妻に対する尊敬語)・シチュエーション別の呼び名です。
  • 奥【おく】(貴人の妻。奥の間に住んでいることから。)
  • 奥方【おくがた】(身分の高い人物の妻を呼ぶ敬称。)
  • 正室【せいしつ】(正妻のこと。)
  • 令閨【れいけい】
  • 令室【れいしつ】
妃の呼び名
皇帝や王侯の妻の別の呼び名です。
  • 秋の宮【あきのみや】(皇后、またはその宮殿の呼び名。長秋宮(=漢代の皇后の宮殿)を日本的に表現したもの。)
  • 王妃【おうひ】(王の妃のこと。)
  • お妃様【おきさきさま】
  • 后【きさい/きさき】(皇后や中宮のこと。)
  • 妃【きさき】
  • 后の宮【きさいのみや】(皇后のこと。后の敬称。)
  • 皇后【こうごう】
  • 皇妃【こうひ】
  • 正妃【せいひ】(皇帝や王の正妻。)
  • 中宮【ちゅうぐう】(皇后。または平安初期の皇太夫人。)
  • 長秋宮【ちょうしゅうきゅう】(漢代の皇后の宮殿で、皇后の異称でもある。)
  • 女御【にょうご/にょご】(中宮の次の位の女官で、実質的に天皇の妻。)
<関連項目>

※このページは津籠 睦月によるオリジナル和風ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」の本文ページ内に隠された、本編と関係がありそうで無さそうな細かな和風ファンタジーの雑学・豆知識や大和言葉の意味などをご紹介する「おまけコーナー」です。

ページ内の文字色の違う部分をクリックしていただくと、別のページへジャンプします。
ここでご紹介している雑学・豆知識は参考文献などを参考にして書いてはいますが、管理人はその道の専門家ではありませんので知識が不充分な場合もございます。
その辺りをご理解の上、ご覧ください。

 
inserted by FC2 system