和風ファンタジーの豆知識

月(天体)の異名・古称・別称

天体には一般的に知られた名の他に、いくつかの異名を持つものがあります。

今回はそんな天体の素敵な異名・別称の中から、地球の衛星「月」に関するものをいくつかご紹介していきます。

(説明の下の ・ で箇条書きになっているものがその星の異名・別名(あるいは古称・旧称)です。)

月そのものの呼び名
「月」自体を表す別の言葉です。
  • 玉兎【ぎょくと】
  • 月魄【げっぱく】(月そのもののことも言うが、月の精や月の神のことでもある。)
  • 月輪【げつりん】
  • 玄兎【げんと】
  • じょうが
  • 月天心【つきてんしん】(冬の月。月が天の中心(天心)にあるように見えることから。)
  • 月の顔【つきのかお】(月そのもの、あるいは月の光のこと)
  • 月の鏡【つきのかがみ】(晴れ渡った月、あるいは満月のこと)
  • 月の船【つきのふね】
  • 月読/月夜見/月夜霊【つくよみ】(月そのもののことも言うが、月の神のことでもある。)
  • 月読男【つくよみおとこ】(月を擬人化して言うことば)
  • 真澄鏡【ますみかがみ】(澄み切った少しの曇りも無い満月を鏡にたとえて言ったことば。)
満月の呼び名
満月の別の呼び方です。
  • 天満月【あまみつつき】
  • 月の鏡【つきのかがみ】(満月、あるいは晴れ渡った月のこと)
  • 望【ぼう】
  • 望月【もちづき】
欠けた月の呼び名
三日月や半月などの別の呼び方です。
  • 上つ弓張【かみつゆみはり】(新月から満月になっていくまでの間の、弦を上にした弓のような形の月のこと)
  • 上の弓張【かみのゆみはり】(新月から満月になっていくまでの間の、弦を上にした弓のような形の月のこと)
  • 弦月【げんげつ】
  • 下弦の月【かげんのつき】(満月からだんだん欠けていく間の、弦を下にした弓のような形の月のこと)
  • 下つ弓張【しもつゆみはり】(満月からだんだん欠けていく間の、弦を下にした弓のような形の月のこと)
  • 下の弓張【しものゆみはり】(満月からだんだん欠けていく間の、弦を下にした弓のような形の月のこと)
  • 上弦の月【じょうげんのつき】(新月から満月になっていくまでの間の、弦を上にした弓のような形の月のこと)
  • 片月【へんげつ】(半分に欠けた月、あるいはそれ以上に欠けた月のこと。)
  • 弓張月【ゆみはりづき】
  • 彎月【わんげつ】
月の光の呼び名
月の光(あるいは月の光に照らされること)を表す別の名前です。
  • 月花/月華【げっか】
  • 月色【げっしょく】
  • 月影【つきかげ】
  • 月映え【つきばえ】(月の光に美しく照らされること)
  • 月夜影【つきよかげ】
月が見えない状態の呼び名
雨で月が見えないことを表す言葉です。
  • 雨夜の月【あまよのつき】
  • 雨の月
  • 雨名月【あめめいげつ】
  • 雨月【うげつ】
  • 月の雨
映る場所の違いによる呼び名
 月がどこに映っているかによって異なる月の呼び名です。
  • 空明【くうめい】(澄みきった水に映る月のこと)
  • 湖月【こげつ】(湖に映る月のこと。)
  • 水月【すいげつ】(水に映る月のこと。)
  • 田毎の月【たごとのつき】(小さく区切った水田ひとつひとつに月が映っている様子。)
<関連項目>

※このページは津籠 睦月によるオリジナル和風ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」の本文ページ内に隠された、本編と関係がありそうで無さそうな細かな和風ファンタジーの雑学・豆知識や大和言葉の意味などをご紹介する「おまけコーナー」です。

ページ内の文字色の違う部分をクリックしていただくと、別のページへジャンプします。
ここでご紹介している雑学・豆知識は参考文献などを参考にして書いてはいますが、管理人はその道の専門家ではありませんので知識が不充分な場合もございます。
その辺りをご理解の上、ご覧ください。

 
inserted by FC2 system