「結婚」には、様々な異称・別称があり、また結婚する人物の立場や状況によって様々な名で呼ばれたりします。
今回はそんな「結婚」にまつわる言葉・名称をいくつかご紹介していきます。
(説明の下の ・ で箇条書きになっているものが異名・別名(あるいは古称など)です。)
このページは現在制作中です。用語は今後、増えていく可能性があります。
- 結婚そのものの異称
- 「結婚」そのものを指す別の言葉です。微妙にニュアンスの異なるものもあります。
- 華燭の典【かしょくのてん】(結婚式の美称。)
- 婚儀【こんぎ】(結婚の儀式のこと。結婚式。)
- 婚姻【こんいん】
- 婚嫁【こんか】
- 婚礼【こんれい】(結婚の儀式のこと。結婚式。)
- 祝儀【しゅうぎ】(祝いの儀式。特に結婚式のこと。結婚式の際に贈る金品を指すこともある。)
- 祝言【しゅうげん】(結婚式のこと。祝いの言葉や祝詞を指すこともある。)
- 成婚【せいこん】(結婚の成立を指す言葉。)
- 入籍【にゅうせき】(戸籍を入れて夫婦や家族になること。特に、婚姻届を出して夫婦となること。)
- 女性が結婚する際のことば
- 女性を当事者として見た際の「結婚」を表すことばです。
- 御輿入れ【おこしいれ】(「輿入れ」の丁寧な言い方。)
- 嫁する【かする】
- 降嫁【こうか】(皇族の女性が臣下(皇族以外の家)に嫁入りすること。)
- 輿入れ【こしいれ】(嫁入りのこと。嫁の乗った輿を婿の家に運んでかつぎ入れたことから。)
- 嫁ぐ【とつぐ】
- 入内【じゅだい】(天皇家に嫁入りすること。)
- 婿取り【むことり】
- 嫁入り【よめいり】
- 男性が結婚する際のことば
- 男性を当事者として見た際の「結婚」を表すことばです。
- 婿入り【むこいり】
- 嫁取り【よめとり】
- 結婚に関係する言葉
- 「結婚」そのものではないものの、結婚に関係している言葉です。
- 縁談【えんだん】(結婚話。結婚の相談。養子縁組の相談を言うこともある。)
- 婚家【こんか】(嫁入り、もしくは婿入りした先の家。)
- 婚期【こんき】(結婚するのにちょうど良い時期。)
- 婚約【こんやく】(結婚の約束。)
- 高砂【たかさご】(祝言で謡われることの多い小謡。住吉の松と高砂の松が夫婦だという伝説から、天下泰平を祝福する能として世阿弥が作ったもの。)
- 婿がね【むこがね】(やがて婿になるべき人のこと。婿にと思い定めた人。)
- 結納【ゆいのう】(婚約の証に金品をとりかわすこと。または、その際にとりかわした金品。)
- 花嫁の呼び名
- 「花嫁(嫁)」の別の呼び名です。
- お嫁さん【およめさん】
- お嫁様【およめさま】
- 新婦【しんぷ】
- 花嫁御【はなよめご】
- 花嫁御寮【はなよめごりょう】
- 嫁御【よめご】
- 花婿の呼び名
- 「花婿(婿)」の別の呼び名です。
- お婿さん【おむこさん】
- 新郎【しんろう】
- <関連項目>
※このページは津籠 睦月によるオリジナル和風ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」の本文ページ内に隠された、本編と関係がありそうで無さそうな細かな和風ファンタジーの雑学・豆知識や大和言葉の意味などをご紹介する「おまけコーナー」です。
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ここでご紹介している雑学・豆知識は参考文献などを参考にして書いてはいますが、管理人はその道の専門家ではありませんので知識が不充分な場合もございます。
その辺りをご理解の上、ご覧ください。