和風ファンタジーの豆知識

陽炎・蜃気楼の異名・別称

蜃気楼、陽炎などの気象を表す言葉には、時代・地域によって様々な異称・別名があります。

今回はそんな気象を表す言葉の異名・別称をいくつかご紹介します。

陽炎【かげろう】
強い直射日光で地面が熱せられ、空気があたためられて密度分布にムラができるため、そこを通過する光が不規則に屈折させられ、揺れ動いて見えるもの。
  • 糸遊【いとゆう】
  • 遊糸【ゆうし】
蜃気楼【しんきろう】
地表近くの気温が場所によって異なる時、空気の密度分布の違いにより光線が屈折し、地上の物体が空中に浮かんで見えたり、地面に反射するように見えたりする現象。。
  • 海市【かいし】
  • 貝楼【かいろう】
  • 空中楼閣【くうちゅうろうかく】
  • 狐の館【きつねのやかた】
  • 鬼見城【きみしろ】
  • 喜見城【きみしろ】
  • 蜃楼【しんろう】
  • 蓬莱の島【ほうらいのしま】
  • 竜王遊び【りゅうおうあそび】
逃げ水【にげみず】
蜃気楼の一種で、遠くに水があるように見えるが、近づくと消えてしまう幻の水のこと。
  • 地鏡【ちかがみ】

※このページは津籠 睦月によるオリジナル和風ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」の本文ページ内に隠された、本編と関係がありそうで無さそうな細かな和風ファンタジーの雑学・豆知識をご紹介する「おまけコーナー」です。

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ここでご紹介している雑学・豆知識は参考文献などを参考にして書いてはいますが、管理人はその道の専門家ではありませんので知識が不充分な場合もございます。
その辺りをご理解の上、ご覧ください。

 
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