和風ファンタジーの豆知識

星の異名・古称・別称(彗星・流星・隕石・その他星の呼び名)

星(天体)には一般的に知られた名の他に、いくつかの異名を持つものがあります。

今回はそんな星の素敵な異名・別称をいくつかご紹介していきます。

(星の説明の下の ・ で箇条書きになっているものがその星の異名・別名(あるいは古称・旧称)です。)

彗星【すいせい】
ガス状の天体で、太陽に近づくと長い尾を引くものがある。
ハレー彗星やヘール=ボップ彗星が有名。comet(コメット)。
  • 扇星【あふぎぼし】
  • 掃星【ははきぼし】
  • 箒星【ほうきぼし】
  • 鉾星【ほこぼし】
  • 穂垂れ星【ほたれぼし】
  • 妖星【ようせい】(彗星または特に大きな流星(火球)を不吉の予兆とみなして言ったもの。)
流星【りゅうせい】
宇宙の塵が地球の大気に入り、燃えて発光するもの。
大概は燃え尽きるが、大きなものは隕石として地上に落下する。
  • 縁切り星【えんきりぼし】
  • 落ち星【おちぼし】
  • 片割れ星【かたわれぼし】
  • 飛び星【とびぼし】
  • 流れ星【ながれぼし】
  • 抜け星【ぬけぼし】(岡山方言。流星が消えないうちに唱えると幸福になれるというまじない言葉でもある。)
  • 走り星【はしりぼし】
  • 星降り【ほしくだり】(下方へ流れていく流星)
  • 星の嫁入り【ほしのよめいり】
  • 奔星【ほんせい】
  • 夜這い星【よばいぼし】
  • 婚星【よばいぼし】
流星群【りゅうせいぐん】
多数の流星が一点を中心に傘を広げたように観測されるもの。
メテオ・シャワー。
  • 星雨【せいう】(流星群の特に激しいもの。)
  • 流星雨【りゅうせいう】(流星群の特に激しいもの。)
隕石【いんせき】
流星(宇宙の塵)が燃え尽きずに地上に落下したもの。
  • 星石【ほしいし】(隕石の俗称。)
その他の星に関する言葉
星空・天の異名・別称
  • 星の国
  • 星の林
  • 星原
星を吉凶の象徴とみなしての呼び名。
  • 景星(吉兆を示す星)
  • 瑞星【ずいせい】(吉兆を示す星)
時間帯・状況による星の呼び名。
  • 晨星【しんせい】(明け方の空に残る星)
<関連項目>

※このページは津籠 睦月によるオリジナル和風ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」の本文ページ内に隠された、本編と関係がありそうで無さそうな細かな和風ファンタジーの雑学・豆知識や大和言葉の意味などをご紹介する「おまけコーナー」です。

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ここでご紹介している雑学・豆知識は参考文献などを参考にして書いてはいますが、管理人はその道の専門家ではありませんので知識が不充分な場合もございます。
その辺りをご理解の上、ご覧ください。

 
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