10世紀初めに誕生した王国。
領土はピレネー山脈をまたぐ形で存在。
言語はバスク語、スペイン語、フランス語。
スペイン・フランスと隣接することで、複雑な歴史をたどってきた。
1512年に、スペイン側の領地がアラゴン王フェルナンド2世(当時のナバラ女王カタリナの従妹を妻に持ち、ナバラの王位継承権を主張)により占領される。
のちにはナバラの大部分がフェルナンドに併合され、その娘カスティーリャ女王フアナ1世に譲られている。
残されたフランス側のわずかな部分は「バス=ナヴァール(低ナバラ)」と呼ばれ、フランスの封建制度下で小さな独立君主国として生き残る。
<参考資料:エプタメロン(ちくま文庫)&ウィキペディア(英語版含む)&コトバンク>