イェルサレム王国の女王となったイザベル1世の、2人目の夫。
生没年:1146年〜1192年4月28日
(「コンラート」はドイツ語読みで、イタリア語読みだと「コラッディーノ」。)
少人数でサラディンの大軍から港湾都市ティルスを守った、第3回十字軍の英雄。
イスラム側から「アル・マルキシュ」と呼ばれ恐れられていた。
1187年に東ローマ帝国皇帝の姉テオドアと結婚し、そのことにより家格が高まる。
同年、イェルサレム王国に移り、港湾都市ティルスの守りに任じられ、これを防衛することに成功する。
1189年に第3回十字軍に合流。
1190年にイザベル1世と結婚、イェルサレム王の資格を得るが、反対する勢力があったため即位できないまま、1192年に暗殺教団の暗殺者2人に襲われ死亡。
<参考資料:イェルサレム&十字軍文献一覧&ウィキペディア>