エメリー・ド・リュジニャン
【Aimery de Lusignan】

イェルサレム王国の女王イザベル1世の、4人目の夫。

生没年:1145年〜1205年4月1日

実弟ギー・ド・リュジニャンはイザベル1世の姉シビーユの夫。

ギーがイェルサレム王位を諦める代わりに、キプロス島をリチャード1世から割譲され、そのギーが死去したため、エメリーが島を継承した。

最初の妻はボードゥアン・ディブラン(バリアーノ・イベリンの兄弟)の娘エシーヴで、6人の子をもうけている。

1195年には神聖ローマ帝国の皇帝ハインリヒ6世から「キプロス王」の称号を授かっている。

1197年にイザベル1世と再婚。

その後2人の間には、シビーユ、メリザンドという実子が生まれている。

1205年4月1日にエメリーは死去。

死因は魚にあたったことだとも言われている。

その4日後の4月5日にはイザベル1世も死去。

また、エメリーと最初の妻エシーヴとの間の子のうち、ギー、ジャン、アリックスが同年に亡くなっている。

(1201年に生まれたエメリー(アモーリー)という男児も同年に死去したと書いている資料もある。)

<参考資料:十字軍関連文献一覧&ウィキペディア>

 
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