WEBサイト制作悪戦苦闘日記 5

独自機能の開発、と言うと大ゲサですが…

そもそも津籠がブログでもその他ソーシャルメディアでもなく「WEBサイト」を創ろうと思ったのは、「WEBでしか読めない小説」「WEBならではの機能を使った紙媒体では実現できない小説」を書きたいという思いがあってのことでした。
自分の頭の中にある「ネット小説」の形を実現するために、ある程度の自由度を持ったメディアを使うことに決めていたのです。

その「WEBでしか読めない小説」として津籠が考えたのが、「ワンクリックで言葉の意味や詳細を小窓に表示できる」とか「文章の雰囲気やルビの有無など小説自体をある程度自分好みにカスタマイズできる」といった機能なのですが、当然のことながら既存のホームページ制作ソフトにそういうWEBサイトを創るための機能やらテンプレートやらが最初から備わっているはずなどありません。

なので、どうやったらそういう機能が実現できるのかという、そこから考えなければいけませんでした。

WEBサイト制作に関する書籍もいくつか読みましたが、やはり上記のような機能を直接実現する方法は載っていませんでした。
ですが、それを実現するために使えそうな方法はいくつか見つけたので、その「いくつかの方法」を「応用」し、「組み合わせ」て「実験」してみることにしました。

具体例を挙げると、たとえば本文ページ左に表示されている「用語解説フレーム」ですが、あれは「インラインフレーム」という小窓の内部に別のページの内容を表示させる機能と、「縦スクロールに合わせて上下するエレベーターメニュー」という機能を組み合わせて創っています。

津籠にはWEBデザインに関する知識も経験も無いので、新しい機能を実現させるためには、とにかく思いついた方法を片っ端から「実験」してやり方を探っていく以外に道が無かったのです。
とりあえずアイディアを出して、実験して、上手くいかなかったら別のアイディアを出して、それも実験して……、そうして見つけた「成功例」を形にしていったのが、このサイトの小説ページなのです。

そんなこんなで、オリジナル機能の創造(?)には苦労もあったのですが、それ相応のメリットもありました。
それは実験を繰り返すことによっていつの間にかWEBサイト制作についての知識が「ちょっと増える」ことです。

知識が増えれば「これを使えばこういう機能も創れるんじゃないのか?」といったように、新しいアイディアも湧いてきます。
そのおかげで当サイトの小説ページは初めに思っていたよりもずっとずっと多機能なものになりました。

さらには無駄な遊び心を発揮して、用語解説フレームをただの用語解説だけに留まらせず、ときどき画像を入れたり、さらにはそれをアニメーションさせてみたりなど、かなりやりたい放題なことをしてしまっています

正直、読者様がオンライン小説にここまでの機能を求めているかどうかは分からないのですが、まぁ「星の数ほどある小説サイトの中で1つくらいこんな変わった小説サイトがあってもいいんじゃないかな」とは思うので、「ここまで来たら、とことんWEB小説の新しい可能性を開拓してみよう」と思っています。

(まぁ「開拓」とは言っても、素人に毛の生えたような管理人にもこんなサイトが創れたのですから、もっとものすごい機能を持ったWEB小説サイトがとっくの昔から存在していても全くおかしくはないのですが、少なくとも津籠はまだその存在を知らないので…。)

このページは、津籠睦月による
オリジナル小説サイト・言ノ葉ノ森
に掲載されている
オリジナルファンタジー小説
夢見の島の眠れる女神
夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)
の本文ページ内の小窓(フレーム)に表示される隠しページです。
検索サイト様などを通じて単独でこのページを表示された方にとってはわけが分からないと思います。スミマセン…
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