「他人とたくさん話せる」ことが
「コミュニケーションが上手い」ということではないんだな、
と、社会に出てから思った。
他人とたくさん話せても、
相手を傷つけることしかできない人間はいるから。
本当のコミュニケーション力は、
単に「人と話せる」ことじゃなく、
お互いに“好意を抱ける関係性”を
築けることを言うのだと思う。
他人に
傷つくことも減って、
生きるのが少しラクになる。
けれど他人に
人間を求める意味を見失う。
どうせ何も得られないなら
独りの方がよほど気楽だと、
人との交わりを求められなくなってしまう。