コトバのラクガキ

【コトバのラクガキArchives】

 
 
 TOPもくじポエム風思考メモ > このページ

溺れるように文章を書き散らしていた頃のことを思うと

あの頃の自分は、
自分が幸せになれる場所を
紙の上にばかり求めていたのかも知れない。

本の終わりは、まるで人生の果てのようで。

本を一冊読み終えるたびに、
自分が一人死んだような錯覚を覚える。

たぶん、疑似体験力があり過ぎるせいだ。

もしくは、感受性が強過ぎるということだろうか。

とにかく自分は
物語の中に入り込み過ぎるきらいがある。

だから物語の終わった後、
現実の世界をこんなにも味気なく思うのだろうか。

 

  

 
  
このページはポエム・ブログ「コトバのラクガキ」のバックアップ用アーカイブ・ページです。
 
 オリジナル小説サイト「言ノ葉ノ森」のサイト内に格納されています。

inserted by FC2 system