コトバのラクガキ

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考えなくても良いことばかり考えてしまう、寝入り前の無闇に長い時間
(眠れない夜は恐い。昼間は忙しさに紛れて忘れていられる、人生の恐怖が顔を出すから。)

夜のこわさは、人生のこわさに似ている

連続してゆく時間
 音の無い瞬間
 夜の街の光とざわめき

ひとりぼっちで ねころがっている自分

生の怖さも、死の怖さも直視できず、
 甘い眠りへ、夢の中へ逃れようと必死になっている

それでも眠れないとき、
 そのこわさは人生のこわさに似ている

学生時代のあの頃は、ただ夢ばかりを見ていられた。

何も考えず、ただ、ひたすらに貪欲(どんよく)に、
 夢ばかり見ていれば良かった あの頃

あの頃は、思いつきもしなかった

それがどんなに贅沢(ぜいたく)な時間なのか

あの頃も、今も、夢見ることがすべてだけど、
 あの頃はそれだけでも生きていけたんだ

 

  

 
  
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