人は大概、
自分と他人が
『同じじゃない』ことに傷つき、絶望するけれど、
それでも『同じ』部分はきっとあるよ。
どれだけ顔の形や生まれてきた環境が違っていても、
私たちは抗いようもなく、
『
人生のどこかで、似たような苦しみや悲しみにぶつかって
嘆いたり、打ちひしがれたりするんだよ。
同じように、ささやかな幸せを喜んだり、
誰かや何かを愛しく想ったりするんだよ。
だから、信じたい。
たとえほんのわずかだとしても、
きっとどこかに、
分かり合える部分があるはずだと。
通じ合えるはずだと。