ネット上での
見る者すべてを
自分自身だけは
散々な悪口や
誰にもバレないと思って書き込んだって
自分自身だけは、
それを書いたのが誰なのか知っている
そしていつの日にか
思わぬ形で突き刺さるんだ
自分がいつの間にか、
そんな風に簡単に誰かを傷つけられる
ひどく醜い人間になり下がってしまったという事実が。
「自分は悪くない」「誰もがやっていること」と
うわべをいくら取り
思い出さないように忘れたフリをしても
心の奥底にあるものまでは消すことができない
他人からの根も葉もない言いがかりより
自分の中にある真実の方が
よほど胸をえぐるのに
どうしてヒトは、
平気で自分の中に爆弾を抱えるのだろう