伝えたい言葉を、山ほど抱えている。
だけど世の人々は、 べつにそれを知りたがってなんかいないんだ。
吐き出せず持て余した「これ」を、 どうしたら良いのだろう。
溺れ死んでしまいそうな深い絶望の底で、 もがきながら必死に紡いだ希望の歌が、 どこかの誰かに心無く踏みにじられたとしても、 それでも、生きていくしかないんだろうね。
先なんて分からなくても、 光なんか見えなくても、 暗闇の中を、ただ歩いていくしかないんだね。