ファンタジーな豆知識

フルーツの名前がついた水晶

水晶と言えば、占いに使われる水晶玉やパワーストーンなど神秘の力を秘めているとされていたり、あるいは様々なファンタジー作品の中で重要なキー・アイテムとして登場するなど人気の鉱物ですが、その種類や呼び名は色や内包物により様々に分かれています。

中には果物の名がついたちょっと美味しそう(?)な名前の水晶もあります。

今回はそんなフルーティーな名前の水晶を何種類かご紹介します。

苺水晶(いちごすいしょう)【ストロベリー・クォーツ】
 
苺水晶(ストロベリー・クォーツ)とは鱗鉄鉱(りんてっこう)(レピドクロサイト)や針鉄鉱(しんてっこう)(ゲーサイト)を内包し、苺のような赤色や淡いピンクに見える水晶のことです。
パワーストーンとしては愛と美の象徴、自然な女性美を引き出し高める石と言われています。
 
蜜柑水晶(みかんすいしょう)【タンジェリン・クォーツ】
 
「タンジェリン」は柑橘類の一種で外皮のオレンジ色が比較的濃いのが特徴の果物です。
その名を由来に持つこの水晶も、オレンジのような黄色みを帯びたあたたかな赤色をしています。
ですが実はこのオレンジ色は水晶表面に皮膜した鉄分が酸化してついた色で、内部は透明なままなのです。
この水晶は「タンジェリン・クォーツ」の他、同じく柑橘類で中国原産の蜜柑の名である「マンダリン」から「マンダリン・クォーツ」の別名も持っています。
 
檸檬水晶(れもんすいしょう)【レモン・クォーツ】
 
檸檬水晶(レモン・クォーツ)とは、その名の通りレモンのような爽やかな黄色をした水晶のことです。
同じく黄色の水晶ではシトリン(黄水晶)がありますが、鉄分の影響で黄色くなったシトリンと違いレモン・クォーツは硫黄の成分が混入したことにより発色しているので、発色の仕組みが違う他、色合いもゴールドに近い黄色のシトリンに比べ、半透明の柔らかなレモン色となっています。
市場に出回っているものの中には水晶やスモーキークォーツに加熱処理して色を変化させた人工的なものもありますが、天然ものは少し傷をつけただけでも硫化水素の匂いがするそうです。

果実の名前のついた石は水晶以外にも1月の誕生石として有名な柘榴石(ざくろいし)(ガーネット)やマスカットのような爽やかな黄緑色が特徴の葡萄石(ぶどうせき)(プレナイト)などがあります。

そういう目で見てみると、宝石のツヤツヤした輝きは果物の瑞々しさにも似ている気がして、とても美味しそうに見えてきてしまいます。


※このページは津籠 睦月によるオリジナル・ファンタジー小説「夢の降る島」の第1話「夢見の島の眠れる女神」夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)の本文ページ内に隠された、本編と関係がありそうで無さそうな細かなファンタジー雑学・豆知識をご紹介する「おまけコーナー」です。

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ここでご紹介している雑学・豆知識は参考文献などを参考にして書いてはいますが、管理人はその道の専門家ではありませんので知識が不充分な場合もございます。
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