- 図説 英国貴族の令嬢/村上リコ (ふくろうの本 河出書房新社)
ヴィクトリア時代と呼ばれる19世紀から、20世紀初頭の英国貴族の令嬢たち(一部アメリカからイギリス貴族に嫁いできた女性たち)の生活を、当時の貴族令嬢の日記や、豊富な絵画資料・写真とともに教えてくれる、宮廷ロマンス系の作品を描きたい方にピッタリの一冊です。
貴族令嬢たちの少女時代→社交界デビュー→恋愛→結婚→貴族夫人としての生活が詳しく描かれているのはもちろん、英国貴族の爵位継承制度や相続問題、貴族の称号と呼びかけ方など、「貴族」を描くのに役立ちそうな情報が豊富に載っています。
ただ、それだけに文字が細かく情報量が非常に多いので、読み込むのに結構な時間を要するかも知れません。
- 図説 英国メイドの日常 /村上リコ (ふくろうの本 河出書房新社)
旧版(2011年)
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上記の「英国貴族の令嬢」と同じく村上リコさんの書かれた本で、英国貴族に仕えたメイドたちについて、その役割別の細かな名称や、制服(いわゆるメイド服)について、メイドたちの働いていた場所や住んでいた使用人区画について、お給料の事情や、恋愛事情、そして貴族との身分違いの恋などが豊富な資料とともに語られています。
こちらはメイドを中心に解説した本ですが、同じ著者の書いた本ですので、一部資料や一部の情報で上記「英国貴族の令嬢」とダブっているところもあります。
こちらも情報量は非常に多いです。
- 図説 英国執事 貴族をささえる執事の素顔 /村上リコ (ふくろうの本 河出書房新社)
英国貴族に仕えた「執事」…だけに留まらず、従者やページボーイなど、様々な男性使用人について詳しく語られた本です。
使用人としての出世や「お仕着せ」、どんな日課を過ごしていたのか、どんな部屋で眠っていたのか、さらには、とある実在した侯爵家の使用人の人員構成や、ヴィクトリア時代のカントリーハウスの見取り図まで載っていて、非常に情報量が多いです。
こちらは男性使用人を中心に解説した本ですが、同じ著者の書いた本ですので、一部資料や一部の情報で上記「英国貴族の令嬢」とダブっているところもあります。
ちなみに管理人の入手した版では帯に「黒執事」の作者・枢やなさんのイラストとコメントが入っていましたが、この「ふくろうの本」シリーズは同じ本が数年おきに版が変わって再び出版されることが多いので、今後の版にも同様の帯がついてくるかどうかは分かりません。
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※このページは津籠 睦月によるオリジナル・ファンタジー小説「夢の降る島」の第1話「夢見の島の眠れる女神」の「おまけコーナー」です。