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ファッション・服飾用語辞典(は〜)

ファッション・服飾に関する用語を、あいうえお順にまとめてみました。

この記事では布地・生地については扱っていません。そちらについては、関連記事の「布・織物の種類いろいろ」をご覧ください。

(この記事は制作中です。小説執筆作業の合間にちょこちょこ制作しています。用語や説明は今後増えていく可能性があります。)

/か/さ/た/な/は/ま/や/ら/わ>

パゴダ袖
 
裾広がりの段々状デザインの袖。
 
バッスル【bustle】
 
腰当て。
 
パニエ
 
スカートの下に着用し、スカートを大きくふくらませるためのもの。
初めは麻布のペチコートに藤や柳の蔓、鯨のヒゲなどで作った輪を何段か取りつけ、じょうご型にして作った。
 
バルドククルス【baldocucullus】
 
(「ガリア人のマント」を意味する。)
頭巾付きのマントのこと。ローマ征服後のガリア人(ガロ・ロマン)が着用。ガリア的要素を多く残した衣服。
 
バルブ
 
垂れ飾り。ボンネットの紐。
 
プールポアン【pourpoint】
 
紋章の柄をあしらった袖無しのシュルコ
騎士(上級軍人)が鎧などの一番上に着用した。
 
フェミナリア【feminalia】
 
股引。フランク王国の衣服。
 
ブリオー【bliaud】
 
チュニック型の衣服。
 
フレーズ
 
円形の襞衿(ひだえり)のこと。
1580〜1620年頃に流行。
貴族階級のみならず市民階級にも普及していった。
 
ペザント・ルック
 
農民調。
 
ベスティス【vestis】
 
体にぴったりしたゲルマン人の内衣。
短いサグム(套衣)と野獣の皮とともに着用する。
 
ホーザ【hosa】
 
脚部を覆う靴下状の衣類。
膝丈のトゥニカと組み合わせて着用した。
 
ホーズ【hose】
 
長靴下。
ゲルマンのズボンがだんだん短くなり、下着として上衣の下に隠されてしまうようになったため、これをはくようになった。
 
ホッブル・スカート
 
膝のあたりや、膝から下を思いきってつぼめたシルエットのスカート。
語源は、女性の歩く姿が「よちよち」しているところから。
 
ポンチョ【poncho】
 
着装形式の基本型のひとつ。貫頭衣型。
大きな布地に頭を通す穴を開けて着用するタイプの衣服。
古代エジプトでは、これの両脇を縫い合わせローブとして着用した。
 
ラバ
 
折り返し(えり)
 
ロイン・クロス【loin cloth】
 
エジプト古王国時代の白いリネンでできた腰衣。
 
ローブ・ア・ラ・フランセーズ
 
フランス風ローブ。
ロココの時代に宮廷服・盛装のローブとして流行したドレスのひとつ。
パニエで形づくられた大きくふくらんだスカートが特徴。
 
ロールム【lorum】
 
トガが形式化されて名称を変えたドレーパリーのこと。
 
ロココ・スタイル
 
曲線を主とするスタイル。
「ロココ」の名の由来は、ルネサンス以後に庭園の装飾として設えた貝殻や小石のことを言う「ロカイユ」から。
 

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※このページは津籠 睦月によるオリジナル・ファンタジー小説「夢の降る島」の第1話「夢見の島の眠れる女神」夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)の本文ページ内に隠された、本編と関係がありそうで無さそうな細かなファンタジー雑学・豆知識をご紹介する「おまけコーナー」です。

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