ファンタジーな豆知識

ファンタジー資料〜ファッション(中世ヨーロッパ)〜

中世ヨーロッパの服装/A. ラシネ(マールカラー文庫18)
 
中世ヨーロッパの男女の服装が、カラーのイラストで載っています。
 
文庫本サイズなので、持ち運びや収納には便利ですが、その分イラストのサイズも小さいのが難点です。
 
また、全て1つのポーズで、1つの角度からのみ描かれていますので「バックデザインがどうなっているのか分からない」「腕で隠れたこの部分の詳細が分からない」という欠点もあります。
 
 
コスチューム―中世衣裳カタログ (Truth In Fantasy) /田中 天, F.E.A.R.( 新紀元社)
 
「中世」の衣裳を、ヨーロッパ中心に「職業別」に紹介している本です。
(一部、日本やアジアなど、他の国の歴史衣裳も載っています。また、古代ギリシアやローマなど、ヨーロッパの服飾史についても簡単に触れられています。)
 
王侯貴族や聖職者が主な他の資料とは異なり、職人や商人なども載っているのが特徴です。
 
中身は白黒の線画で、形は分かりやすいですが、色などは分かりません。
また、正面もしくはナナメ前から見た図ばかりですので、バックスタイルは載っていません。
 
一部の衣裳については、構造や装飾品の説明も載っています。
また、巻末に中世衣裳に関する用語の一覧が載っていますので、その辺りの知識を増やすには良さそうです。
 
衣裳に絡めて、武器やキャラバン、紋章などについても載っています。
なので、細部まで読み込めば、ファンタジーを書く際に役立つ「雑学」が増えるのではないかと思います。
 
 

<その他のファンタジー資料>

<注意事項>


※このページは津籠 睦月によるオリジナル・ファンタジー小説「夢の降る島」の第1話「夢見の島の眠れる女神」夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)の「おまけコーナー」です。

 
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