ファンタジーな豆知識

ボビンレース

ボビンレースとは「ボビン」と呼ばれる糸巻きを左右に動かして糸を織るレース織りの代表的な手法、またはそれにより作られたレースのことです。
中世ヨーロッパでは針を使って作る「ニードルレース」とともに「糸の宝石」と呼ばれ珍重されました。

その基本動作はボビンを右へ動かし隣の糸と交差させる「クロス」と、ボビンを左へ動かして糸にねじりを加える「ツイスト」の2種類で、この動作の組み合わせ方により目の大きさを変え、レースの模様を織り上げていきます。

本場はベルギーと言われていますが、これは17世紀中期に良質の麻が取れたという理由で現ベルギー、当時のフランドル地方にレース作りの拠点が置かれ、発展していったことによります。


※このページは津籠 睦月によるオリジナル・ファンタジー小説「夢の降る島」の第1話「夢見の島の眠れる女神」夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)の「おまけコーナー」で、ファンタジーな雑学や豆知識をご紹介しています。

ページ内の文字色の違う部分をクリックしていただくと、別のページへジャンプします。
ここでご紹介している雑学・豆知識は参考文献などを参考にして書いてはいますが、管理人はその道の専門家ではありませんので知識が不充分な場合もございます。
その辺りをご理解の上、ご覧ください。

 
inserted by FC2 system