ミルク後派
【milk-laster】

クローバー(罫線)

ミルクティーで、ミルクを紅茶より後に入れる「milk-in-last tea」を好む人々のこと。

ミルクを後から入れるメリットとしては、先に紅茶を注ぎ、その濃度を(目だけでなく自分の舌で)確認してから入れるミルクの分量を調節できる、ということが()げられている。

ミルク後派であるイギリス人作家オーウェル(George Orwell)も、「先に紅茶を入れ、後からミルクを差しながらかき混ぜれば、ミルクの量の過不足の失敗は(おか)さずに()む」と言明している。

ちなみに、一般大衆にはミルク前派が多く、上流階級にはミルク後派が多いと言われているが、その理由については、ミルクを先に入れることによりカップの底に茶渋(ちゃしぶ)がつくのを防げることから、自分でカップを洗う立場にあるか、メイドなど他の者に洗わせる立場かが影響していると推測されている。

 
 
 

このページは津籠 睦月によるファンタジー小説魔法の操獣巫女エデン「魔法の操獣巫女エデン」の物語内に登場する用語やその由来などを紹介するミニ辞典です。
  
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