〜キョウ ハ、ハツ デート ビヨリ〜
次にエデンが目を
(……あれ?私……
クラスメイトの少女を
(今、何時だろう?レトはどうしてるのかな?)
とりあえず部屋を出てリビングの方へ向かってみる。
『レトがいたら
「ん?お
「アズライトさん!今日私とレトがデートした方がいいなんて、
だがアズライトはへらへらした顔を全く
「いやー、大変でしたねー。レトの
「だからっ!どうしてソレで『今日デートした方が私のためになる』ってことになるんですか!?」
「いや、そりゃ俺にも分かんないっすよ」
「…………は?」
「つーか、俺は『今後のお
「そ……それはそうかも知れないけど……。私、今日デートすれば何かいいことがあるんだって、思ってたもん……」
エデンは自分が早とちりをしていたことに気づいたが、面白がっているようなアズライトの顔がシャクで、
「んー……まぁ、今日はイマイチな一日だったとしても、これからイイことがあるかも、ですよ。『今後のためになる』ってことは、今日お嬢様が
明るく笑ってそう言うアズライトに、エデンは何だか
「……そういうもの、なんだね。……ごめんなさい、
「いや、いいっすよ。俺、いっつもこんなんだから、アンバーやマイカにもいっつも
その言葉に『へらへら笑ったままアンバーに
「……
気づけばエデンはムカついていたことも、
「……でも何か、いいですね。最悪な一日にあったことが、これから起こる
「まぁ少なくとも、今日一日でレトの
自分の知らぬ
「ノ、ノロケって……ち、
「あー、レトの奴なら今、
「……
「でも、