夢見の島の島の零花詞(コボレバナシ)
 

お姫様でも巫女でも魔法少女でもない

 
夢見の島の眠れる女神」という作品の(キー)になる「レグナース」という存在は、お姫様でもなければ巫女でも魔法少女でもなく、聖女や女神ともちょっと違うという、この作品独自の存在であり、これまでに無い新しい概念(のつもり)です。
 
津籠はこういう「今までにない存在」「今までにない職業」みたいなものを想像して創造するのが大好きなのですが、そのせいでいつも物語の説明部分(パート)で苦労していたりもします。
 
そもそもこの「レグナース」は、ネパールの少女神「クマリ」をそこはかとなく参考にしていたりするのですが、この「クマリ」自体が知る人ぞ知る存在だと思うので、余計に説明が難しくなっているような気もします。
 
「クマリ」という存在を初めてテレビで知った時、普通の少女が女神と呼ばれ崇められ、それがやがては女神の座を降り普通の女性に戻っていくという仕組みに不思議な感慨を覚え、そのイメージが後に「レグナース」という設定を育んでいったのです。
 
ただ、参考にしたのはあくまでごく一部のみで、物語中のレグナースには「女神の代理人」という表向きの役目とは違う「真実」が秘められています。
読者の皆様にはその「真実」が明かされる物語最後まで、おつき合いいただければいいなぁと思っています。

 
 
 
 

このページは、津籠睦月による
オリジナル・ファンタジー小説
夢見の島の眠れる女神夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)
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