夢見の島の島の零花詞(コボレバナシ)
 

雰囲気の違いはわざとです。

津籠は現在、「夢見の島の眠れる女神」と「花咲く夜に君の名を呼ぶ」という2つのファンタジー作品を同時連載しています。

そして既にお読みくださっている読者様はお気づきでしょうが、この2作品、雰囲気もジャンル(?)もまるで違うのです。

まず「夢見の島の眠れる女神」は無国籍にして多国籍な異世界(?)ファンタジーで、ほのぼのコメディ・タッチな小説。

一方「花咲く夜に君の名を呼ぶ」は和風な世界を舞台にした日本神話モチーフの古代ファンタジーで、シリアスなジェットコースター展開が特徴の小説です。

さらに言えば、文章の書き方・雰囲気なども2作品で意図的に変えるようにしています。

両作品に共通する要素は恋愛・アクション・バトル、そして作品の根底に流れる「津籠節」とでも言うような独特の世界観くらいしかないかと思います。

なぜこんな雰囲気の違う2作品を同時に連載しているのかと言えば、1つはなるべく多くの読者様を取り込みたいという思いからです。

一口に「ファンタジー小説」と言っても、読者様の好みは千差万別で、ヨーロッパ風が好きな方もいれば和風が好きな方もいらっしゃるでしょうし、恋愛をメインに読みたい方もいれば、アクションやバトルをメインに読みたい方もいらっしゃると思うのです。
もちろん、その全てのニーズに応えるなど無理な話だとは思いますが「一度うちのサイトを訪れてくださったなら、どれか1つでも気に入った作品を見つけて欲しい」という思いから、なるべく多くのジャンルの作品を取りそろえたいと思っているのです。

あともう1つは、自身の「幅を広げる」ためです。
「自分にはこのジャンルのこういう雰囲気の作品しか描けない」と決めつけるのでなく、なるべく様々なジャンルに挑戦し、能力を磨いていきたいのです。
(実際、津籠も上記2作品を描くまでは、いわゆるアクション・シーンというものに苦手意識を持っていましたが、描いてみたらわりと何とかなりました。)
もちろん、苦手なジャンルの作品だからと言って妥協はせず、高いクオリティを目指していくつもりではいます。
(ただし先に言っておきますが、ホラーやスプラッタなものは今後とも書くつもりはありません。能力的な得意・苦手以前に精神的に無理なので。)

できることなら、たとえ元々自分の興味のないジャンルの作品であっても「この人が書いているなら読んでみよう」と思ってもらえるような作者になりたい、と願っています。

 
 
 
 

このページは、津籠睦月による
オリジナル・ファンタジー小説
夢見の島の眠れる女神夢見の島の眠れる女神(小説ロゴ)
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検索サイト様などを通じて単独でこのページを表示された方にとってはわけが分からないと思います。スミマセン…
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