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琉璃/瑠璃【るり】
ガラスのこと。色は白・赤・黒・黄・青・緑・紫など様々な種類のものがある。
あるいはラピスラズリ(現在の『瑠璃』)のことや瑠璃色(濃い青色)のことを言う。
琉璃の瓦【るりのかわら】
釉薬(ゆうやく/うわぐすり)をかけて焼き上げた、表面がガラスのような光沢(こうたく)を放つ(かわら)のこと。
ちなみにここで言う琉璃は瑠璃(=ラピスラズリ)のことではなく、ガラス(状のもの)のことを指す。
(※文脈により『瑠璃色の瓦』を指す場合もある。) 
鈴鏡【れいきょう】
鏡の周縁に鈴を飾りつけたもの。
比較的時代の新しい古墳から多く発見され、鏡背の文様は極めて雑多。
ついている鈴の数は4〜8個。
出土数は、鈴の数が4個・8個(稀少)<7個<5個・6個(最多)。 
鈴の数が5個のものは「五鈴鏡」と呼ばれ、愛媛県温泉郡湯山村大字横谷などで出土している。 
蟠り【わだかまり】
わだかまっている(=輪のような形で(かが)まり()がって動かないでいる、とぐろを巻いて動かずにいる)もののこと。
心の中で(とどこお)り、晴れずにいるこだわりや感情のこと。  
脇几【わきづき】
座った時に(ひじ)を置き、身体を楽に支えるための道具。
脇息(きょうそく)。 
ひじかけ。ひじおき。
別宮【わけみや/べつぐう】
本宮に対して枝葉の関係にある宮・寺社のこと。
腸【わた】
はらわた。臓腑(ぞうふ)のこと。
また、大腸の古称。
あるいは(腹腔内にある)内臓の一部。大腸・小腸などの総称。
「わた」は「回垂/輪垂(ワタル)」から来ているという説や「曲(ワタ)」から来ているという説、あるいはものの中に詰まっていることから「綿」から来ているとする説など諸説がある。
渡殿【わたどの】
建物と建物をつなぐ廊下。
渡り廊下。
蕨手刀【わらびでのかたな/わらびでのたち/わらびでとう】
奈良時代〜平安前期にかけて作られた刀で、柄頭(つかがしら)早蕨(さわらび)状に丸く曲がった刀のこと。
童【わらべ】
「子どもたち」のこと。
あるいは、子どもの召使(めしつかい)
「わらはべ(わらわべ)」→「わらんべ」→「わらべ」に変化したと言われている。
童部【わらわべ/わらはべ】
「子どもたち」のこと。
あるいは、子どもの召使(めしつかい)
遠近/彼方此方【をちこち/おちこち】
遠くに近くに。
あちこち。あちらこちら。
ここかしこに。 
婦女/女【をみな/おみな】
女性のこと。 
 
 ※この用語辞典は津籠(つごもり) 睦月(むつき)によるオリジナル・ファンタジー小説花咲く夜に君の名を呼ぶ(古代ファンタジー小説)
  物語中に登場する古代用語日本神話に関連する用語などを解説したものです。
  用語の意味・語源などにつきましては諸説あるものもございますのでご注意ください 
 
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