八重咲き
サクラの花の形で、花弁の数が11〜60枚のもの。
この咲き方をするサクラの種類は全体の1/3ほど。
代表的な種類は簪桜、熊谷、泰山府君、関山、一葉、渦桜など。
やすらい祭
鎮花祭。サクラの花が少なかったり早めに散ったりする時に、散ってしまわぬことを願って「や、とみくさの花や、やすらい花や(やすらへ、花や)」と唱え踊ること。
(「やすらう=止まる」で花が咲いたまま止まることを願った歌詞。)
サクラの花の咲き方でその年の稲作の豊凶を占ったことから、花の時期がゆっくり続くことを祈って行われたとされる。 
山桜【ヤマザクラ】
サクラの野生種。
シロヤマザクラベニヤマザクラオクヤマザクラの3種に大別される。
山高神代桜【やまたかじんだいざくら】
山梨県北巨摩郡武川村山高・実相寺内にあるサクラの巨木。
推定樹齢2000年以上のエドヒガン。
日本三大桜(あるいは日本五大桜)の一つ。
国指定天然記念物。
楊貴妃【ようきひ】
サトザクラ系のサクラの品種の一つで、淡紅色の八重咲き。
リョクガクザクラ
サクラの栽培品種の一つ。豆桜の変種で、がくに赤味が全く無く、鮮やかな緑色をしている。
緑桜とも呼ばれる
稚桜部造【わかさくらべのみやつこ】
元の名は物部長間胆連(もののべのながまいのむらじ)
季節外れに咲いた冬の桜を天皇の命により探し当て、その功績によりこの名に改名した。
 ※この「さくら用語解説辞典」は津籠(つごもり) 睦月(むつき)によるオリジナル・ファンタジー小説花咲く夜に君の名を呼ぶ(古代ファンタジー小説)
  おまけページで、サクラに関する用語を集め、解説しているものです。
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 さくら用語辞典
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