お兄さん（おあにいさん）
大正初年頃までの江戸・東京近辺の「兄」の呼び方。
目上に対しては「おあにいさん」「あにさま」、もっと下の関係になると「あにさん」「あにい」と「あに」を元にした呼び方であり「にいさん」のように頭語を延ばした呼び方は江戸・東京ではしていなかった。
「あんちゃん」もこの「あにさん」の崩しであると言われている。
ちなみに「姉」に対しては「おあねえさん」「あねさま」「あねさん」「あねえ」などと呼んでいた。
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この用語解説ミニ辞典は、津籠睦月による
オリジナル・ファンタジー小説
の物語中に出てくる用語や語句の意味・語源などを解説するためのものです。
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