さくら用語ミニ辞典

磐余稚桜宮【いわれのわかさくらのみや】

時期外れに咲いたサクラの名を取って名付けられた宮の名。

日本書紀(履中紀)によると、履中天皇と妃が冬の11月6日に舟遊びをしていた際、盃にサクラの花弁が散ったため不思議に思い、物部長間胆連(もののべのながまいのむらじ)に命じて探させたところ、(現御所市室の)室山でそのサクラを見つけてきて献上したため、その名を宮の名とし、物部長間胆連の名も稚桜部造(わかさくらべのみやつこ)と改めた、とある。


<関連項目>


※このページは津籠 睦月によるオリジナル和風ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」の本文ページ内に隠された、本編と関係がありそうで無さそうな細かな和風ファンタジーの雑学・豆知識をご紹介する「おまけコーナー」です。

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